なぜ、わたしたちが「DCAT=Deaf Catalyst)を立ち上げたのか紹介させてください。
「ろう者・難聴者・盲ろう者が、社会を変える触媒になる!」
私たちは、ろう者・難聴者・盲ろう者が自らの可能性を最大限に発揮し、職場や社会においてリーダーシップを発揮できる環境づくりを目指しています。
DCATをなぜ立ち上げたのか?
私たちろう者・難聴者、そして盲ろう者は、日々さまざまな壁に直面しています。
職場では、十分な情報保障がないまま会議に参加しなければならないことがあります。
手話通訳を依頼しても、予算や優先順位の関係から十分な配置が実現しないことも少なくありません。
多くの人が、本来の能力や専門性を発揮する以前に、「情報にアクセスできない」 という壁に直面しています。
適応するために使われてきたエネルギー
私たちはこれまで、社会に適応するために多くの努力を求められてきました。
- 口話を身につける
- 声を出す
- 聞こえる人に合わせる
- 迷惑をかけないように振る舞う
それらの努力は決して無駄ではありません。
しかし、そのエネルギーは本来、仕事や学び、挑戦のために使われるべきものではなかったでしょうか。
DCATが目指す社会
私たちが目指すのは、
「環境に適応することにエネルギーを費やす自分」から
「環境を変えることで、本来の力を発揮できる自分」へ。
という社会です。
DCATの4つの柱

私たちが向き合う課題
現在、
- 日本手話を第一言語とする方
- 音声や読唇、日本語対応手話(手指日本語)を活用する方
- ろうペース、盲ペースの盲ろう者
それぞれが異なるコミュニケーション環境の中で生活しています。
さらに聴者中心の社会では、多くの当事者が会議や意思決定の場から取り残され、能力ではなく環境によって可能性を制限されています。
Deaf Gainという考え方
長年にわたり、「どれだけ発声できるか」、「どれだけ聴者社会に適応できるか」が重視されてきました。
一方で、ろう者・難聴者が持つ
- 視覚的な認知力
- 多様なコミュニケーション能力
- 独自の視点
は、十分に活かされてきたとは言えません。
Deaf Gainは、障害だけを見るのではなく、そこから生まれる価値や可能性にも目を向ける という考え方です。
なぜリーダーが少ないのか
企業や組織における登用や活躍の機会は、まだ十分とは言えません。
ろう・難聴当事者が管理職や経営層として活躍する事例は限られており、ロールモデル不足によって次世代育成も難しい状況が続いています。
Deaf Catalystという名前に込めた想い
このままでよいのだろうか。どうすれば、この閉塞感を打ち破ることができるのだろうか。
その問いから生まれたのが、Deaf Catalyst(DCAT)です。
Catalyst(触媒)とは、自らが変化するだけでなく、周囲の変化を促す存在を意味します。
ろう者・難聴者・盲ろう者が、単に社会へ適応する存在ではなく、自らが触媒となって新しい視点や価値観を社会へもたらし、変革を生み出していく。
私たちは、そのような未来を目指しています。
私たちの目指す変化
私たちは、個人の努力に委ねる「医学モデル」から、環境や社会のあり方を問い直す「社会モデル」へ。
そして、
「支援される存在」から
「社会や組織を変える存在」へ。
その一歩を、仲間とともに踏み出したいと考えています。
あなたも、この挑戦に参加しませんか
世界の知見と実践を学びながら、職場と社会の未来をともに考え、ともに創っていく。
ろう者・難聴者・盲ろう者の力が活きる社会を、当事者・企業・支援者がともに築いていく。
それがDCATの目指す未来です。
ぜひ、あなたもこの挑戦に加わってください。
ちいさなうねりを大きなうねりに、それが社会を、世界を変えていくのです!
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